坂東三十三観音札所 第二十七番

飯沼山 円福寺

このほどは よろずのことを 飯沼に きくもならはぬ 波の音かな



飯沼山 円福寺 真言宗

十一面観世音菩薩

千葉県銚子市

参拝日: 1997年7月20日(日)(第2回目1998年 1月29日(木)はこちら

ご朱印 坂東三十三所観音巡礼も残すところあと六ヶ寺になりました。残るはすべて千葉県のお寺です。今日は円福寺と龍正院にお参りします。

3連休の中日、道路混雑を予想して4時半に起き5時に出発しました。ところが、まだ6時だというのに京葉道路で渋滞につかまりました。考えが甘かったようです。このシーズン千葉方面は海水浴客でいっぱいなのでした。

そんなわけで、銚子に着いたのは10時半ころでした。銚子に着いてからも、円福寺を探すのに手間取ってしまいました。車で銚子市内をぐるぐる。

やっと円福寺に到着し、いつものように、第二子が無事産まれることなどをお願いしました。本で読んだとおり、観音堂とご朱印を受ける本坊は少し離れているため、徒歩で本坊へむかいました。中に入り、「おはようございます」と声を掛けますと、「どうぞおあがりください」と声を掛けてくださいました。

と、ここまではよかったのですが、そのあとがいただけません。御住職と思われるかたは、他の書き物をしていらっしゃったため、奥様と思われる方に納経帖を差し出し、書いていただいたのですが、書いておられる最中に、もう一人お母さまと思われる方と言い争いを始められてしましました。それも大きな声で、「だまってなさい。字を書き間違えるじゃないの。」「そんなところでちょろちょろするんじゃない。」などと、私や他の檀家の方?がいらっしゃるのも眼に入らない様子。その後も、納経料をお納めするのに千円札をお出ししますと、つり銭の百円硬貨七枚を机の上に乱暴に置かれたのでした。困惑しながらも、私が、「ありがとうございました」と申し上げて立ち去る際も、口論を続けられたままでした。

なんとなく殺伐とした気分になったため、足早に円福寺をあとにしたのですが、仁王門の写真をあとで取ろうと思っていたことや、銚子で食事をしていこうと思っていたことも忘れて、龍正院へ向かうべく、そそくさと銚子をあとにしました。


本堂 立派な構えの本堂 仁王門と鐘楼 本堂側から見た仁王門と鐘楼

第二回目はこちら

公共交通機関

銚子電鉄観音寺駅から、徒歩10分。