秩父三十四観音札所 第八番

清泰山 西善寺

ただたのめ まことの時は西善寺 きたりむかへん 弥陀の三尊



清泰山 西善寺 臨済宗南禅寺派

十一面観世音菩薩

埼玉県秩父郡横瀬町

参拝日: 1997年10月24日(金)

ご朱印

九番から八番へは国道299号線に出て、国道沿いをしばらく歩いていきます。国道は歩道も狭く、大きなダンプカーがひっきりなしに走っていますので、ベビーカーを押しながら歩くのは大変です。

「根古屋」というバス停付近から右に入ってしばらく歩き、急な坂を登ると八番札所の西善寺に到着します。お寺の入口には、霊場なので物見遊山の方の立ち入りはお断りなどの記載があります。また、酒気を帯びた者が立ち入ること、(朱印参拝者以外の)写真撮影も禁止とあります。

お寺の本堂は立派なものですが、江戸時代には根岸堂と呼ばれたお堂があり、恵心僧都作と伝えられる十一面観世音菩薩は、その根岸堂に安置されていたものだそうです。

境内には埼玉県指定の天然記念物、コミネモミジの立派な木があります。紅葉の季節にはさぞ美しいことでしょう。但し、納経所に電話での紅葉時期の問い合わせはお断りの貼り紙があります。五百円で、書院から庭を眺めながらお茶が頂けるそうです。残念ながら、子供連れではそういうわけにもいきませんので、御朱印を頂いて失礼することにしました。納経所では、呼び鈴を押してからしばらく待ちました。


本堂 西善寺本堂